アクセス解析 子どもグリーフサポートステーション相澤治事務局長(前編)

子どもグリーフサポートステーション相澤治事務局長(前編)

子どもグリーフサポートステーションの
相澤治事務局長からお話を伺いました。
以下はその前編です。

グリーフとは、(死別などによる)深い悲しみ。悲嘆。苦悩。嘆きの意味ですが、
私がその言葉を知ったのは、友人の森田みささんから、
高橋聡美さんのことを教えていただいたのがきっかけです。

2013年に森田さんのご紹介で、
司法書士会さんで講演したときに、
前半の講師が高橋聡美さんだったのです。

そして、のちほど高橋聡美さんの講演資料として、
森田さんに見せてもらった内容に、
私はとても深い共感を抱きました。

特に以下の、「遺族を傷つける可能性のある言葉」は、
非常に共鳴できました。

  • 「気持ちはわかりますよ」
  •  「彼は(彼女は)楽になったんですよ」
  •  「これからがんばってください」
  •  「そのうち楽になりますよ」
  •  「泣いた方がいいですよ」
  •  「あなたが生きていてよかった」
  •  「もっとひどいことが起こっていたかもしれない」
  •  「そんなに悲しんでいると亡くなった方が心配しますよ」
  •  「一人っ子でなくて、よかったですね」
  •  「あなたはまだいいほうですよ」
  •  「時間が解決してくれますよ」

私は22歳のときに父を亡くしましたが、
周りの人たちが気遣いすぎて、
変に慰められたり、励まされたり、
妙に遠回しな言い方をするのがとても嫌でした。

逆の立場になれば、肉親を失った人に、
いったいどのように接したらいいのか、はかりかねるのはよくわかりますが、
当事者の立場になってみると、周囲には普段通りでいて欲しいのです。

気を遣われれば気を遣われるほど、なんだか口先だけのようにも思えてきますし、
その「形ばかり」の感じに苛立ちを覚え、
その件はもういいから、さっさとスルーしてくんないかな、などと、
思ったものです。

「長くない」とお医者さんに言われて、ある程度の覚悟でその日を迎えた家族と、
東日本大震災のような未曾有の災害で突然肉親を失った人とは、
何かと事情が違うと思いますが、
「言葉だけで安易に慰めて欲しくなんかない」という心情は、
誰の胸にもあるのではないでしょうか。

遺族は心の中で「あんたに何がわかるのさ?」と思いながらも、
そんな思いを飲み込み、社会通念に従って、
弔問客には黙って深々と頭を下げる、という現実もあるのよね。

そんな思いもあって、グリーフケアという活動に、
ちょっとだけ興味を持ちました。

さてその後、私は司法書士の森田みささんが立ち上げた、
児童養護施設で育った子供らの自立を支援する団体、
NPO「ほっぷすってっぷ」の主催で、SNS講座を行うことになりましたが、
その打ち合わせで、会場を提供してくださった、
子どもグリーフサポートステーションの相澤治さんに初めてお会いしました。

友人の森田さんが、NPO「子どもグリーフサポートステーション」の
理事を務めている関係です。

そしてこの相澤さんのお話が非常に興味深く、
私はお話を動画に記録して多くの皆さんに聞いてほしいと思いました。
今回はその前半部分の掲載です。


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