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子どもグリーフサポートステーションの
相澤治事務局長からお話を伺いました。
前回に引き続き、以下はその後編です。
グリーフとは、(死別などによる)深い悲しみ。悲嘆。苦悩。嘆きの意味ですが、
子どもグリーフサポートステーションのHPには以下の一文があります。
私たちは喪失体験後の感情には悲嘆だけではなく、その人を恋しく思う気持ち(愛惜)もあると考えています。
子どもたちの気持ちを優先しながら、
安全と安心が保たれる環境を提供し、
子どもたちが未来に向けてまた歩み出せるように、
細かな配慮と工夫でサポートする相澤さん達の活動について、
お聞きしました。
私が深い共感を覚えたのは、「言い換えをしない」という点。
大人たちは「死」をストレートに表現することを躊躇し、
とても回りくどくて遠回しな言い方をしますが、
子どもたちにとっては「死」は「死」以外の何物でもなく、
大切な人を亡くしたそれぞれの事情もまた、
子どもたちにとっては、評価の入らない事実でしかないと思います。
なので、「子どもたちが死んじゃった、と言えば、僕らも死んじゃったと言う」
「自殺したと言えば自殺、殺されたと言えば殺された、と言う」
という相澤さん達の関わり方にとても納得のいくものがありました。
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お話:NPO 子どもグリーフサポートステーション
事務局長 相澤治さん
http://www.cgss.jp/
宮城県仙台市青葉区五橋2-1-15
あしなが育英会仙台レインボーハウス1階
TEL:022-796-2710 / FAX:022-774-1612